敷地は讃岐富士を望む青の山の麓にあり、
北東と北西の2面に接通する北南に長い形状である。
北東面の道路からのアプローチとなり、南側に駐車場、北側に住居棟とした
つながった下屋根の軒先ラインが映える佇まいとなった。
表面のオープンガーデンは、地域の方たちとのコミュニケーションとなり、
板塀で仕切られた南のプライベートガーデンでは、休日家族で過ごす
憩いの場となる。
軒の深い庇により、夏の日射を遮り、涼風を呼び込み、夏の風情を感じる。
雨にも濡れず、家の廻りを行き来出来、生活にも便利であるし、外壁の劣化も
しにくい。
リビングからの庭木を眺め、家族団らんの一時を過ごし、2階の小窓からは
讃岐の山々を望む、そんな情緒感豊かな住まいとなっています。