綾歌の家 【 風情情緒を感じる佇まい 】

綾歌の家 【 風情情緒を感じる佇まい 】

  • 竣工:平成30年10月
  • 延床面積:195.87㎡

北に讃岐富士を望む敷地は、代々より受け継がれてきた母屋に倉庫、納屋が建ち並んだ東西に奥深い所にある。
この既存建物を解体し、表は家人が営む塾生のための駐車場及び自家用の車庫、
農耕機倉庫を配置し、新たに作庭し、そこより住居に向うという計画とした。
日本瓦葺切妻起り屋根に銅板葺の下屋根を組み合わせ、数寄屋風の落ち着いた外観とした。
玄関前から見返れば、西側の寺院の森とも合い重なり、穏やかな奥深さを感じる風景となる。
間口の広い畳敷の玄関取次にけやきの大黒柱からは、静けさの中にどっしりとした
風格を感じさせるが、透かしのちょうちょや家人の花生けや和歌の書に癒やされる。
大屋根なりの葺張天井とフラットな葺張天井で居間とDKの区切りをつけ、子供家族
大勢が集まった時にもそれぞれが会話を楽しみ、料理も一緒に出来る広さをとった。
大空間のLDKであるが、真冬の無暖房最低室温が15℃程度という高断熱住宅となっているため、以前の住まいと違い過ごし易いそうだ。
祖母は、夕暮れ時にデッキから見る讃岐富士と麦畑の景色がとても気に入っておられるとのこと。
夏は、北から通り抜ける風が冷たくあまりエアコンを必要とせずにいられるとのこと。
解体から建築、造園まで長きに渡ってご不便をおかけしたが、その分家人家族の皆
様に大事にして頂け、この建築に携さわり、社員一同感謝致しております。
ありがとうございました。

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